ガソリン車廃止でハイブリッド車はオワコン?

  • 2021年4月5日
  • 2021年4月5日
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バイクや自動車業界での2030年問題ともいわれる、ガソリン車廃止の未来が見えてきましたね。
個人的には全然喜ばしいことではないですが、地球には優しい?ようです。火力発電だの原子力発電だので発電しない限りは。

さて、ガソリン車の販売が禁止される2030年以降では、ハイブリッド車のようなものはどうなるのか?
というハイブリッド車の2030年問題に対する未来予想図です。

日産自動車取締役産業革新機構会長志賀俊之氏は、電気自動車の急速充電規格CHAdeMOの普及活動に取り組むチャデモ協議会の会長も務めている。
そんな有識者が、今から2年ほど前の2018年に
「2050年には全国のガソリンスタンドがゼロになる」と発言。

志賀氏は
「きょうは日産でもなく、産業機構やチャデモの会長という立場でもなく、志賀個人の考え方として発言させてもらいます」
と前置きしながら
「2050年に消えるものは、ガソリンスタンド、個人の運転運転免許証、街の信号機、そして自宅の駐車場」と大胆に予言した。

ガソリン車が消えるという事はガソリンスタンドが消える

2030年以降はガソリン車の新規販売が禁止されます。そのため、しばらくの間は中古でガソリン車が販売されます。
新車販売が無い以上はガソリン車はそれ以降は生産もされず、いずれEVや新しい技術を搭載したものに淘汰されるでしょう。

そうなってくるとガソリンスタンドで給油する人が少なくなります。ガソリン車が減ってくるので、ガソリンを買う人がいなくなりますね。
当然ガソリンスタンドは経営が難しくなるでしょう。
既存のガソリンスタンドにEV車向けの給電ポイントを設置することになりますが、EV車が大半を占める状況になればガソリンをメインで売ることはなくなります。
EV向けに電力を販売することになりそうです。

薄利多売のスタンド業界で、少数のガソリンエンジン車向けに専用のガソリンスタンドを構えるほどの余裕はなさそうです。
集客見込みが悪くなる一方のガソリン車ユーザーよりも、これから多くなるEV車向けに土地を活用すべきですね。

昔のように安くガソリンを振りまける時代ではなく、現代では燃費消費を抑えたエコカー時代です。
ただでさえガソリンの需要が少なくなってきている状態で、既に都内ではガソリンスタンドの経営が難しい状況となりつつあります。

ガソリンスタンドが消えると、ハイブリッド車も困る

ここで、ハイブリッド車の存在が気になってきます。
EV化推奨の時代にハイブリッド(つまり半分はガソリン車)は生きづらいでしょう。

2030年以降は純ガソリン車の新規販売が禁止されるなか、ハイブリッド車は新規販売を禁止されていません。
EV化が進めばハイブリッド車も肩身が狭くなってくるでしょう。
これからハイブリッド車の購入を検討されている方は注意が必要かもしれません!

2030年以降はハイブリッド車も消える

ガソリンスタンドが縮小されてしまって給油できない以上、ハイブリッド車の存在は難しいでしょう。
どう頑張ってもEV化を進める以上はガソリン車を淘汰する必要があります。ハイブリッド車も同様です。
ガソリン車とEV車の共存は不可能です。

世界がEVを推奨する以上は、純ガソリン車ではなくともガソリンを動力とする車は縮小されていきます。
限りある化石燃料の末路ですね。仕方ありません。

EV向けの給電スタンドに未来があるのかどうか分かりませんが、わが国では車がないと生きていけない人もたくさんいます。
経済を停滞させるわけにもいかないので、給電スタンドの実用化に全力を尽くしてくれると信じましょう。

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